柊野福祉会グループのご案内

柊野福祉会グループは、社会福祉法人 柊野福祉会とアーバンスタイルケア株式会社の2つの法人があります。
どちらも京都市内で高齢者福祉事業を行っています。
社会福祉法人 柊野福祉会 特別養護老人ホームの運営を中心として、在宅介護サービス、地域密着型サービスを行っています。
アーバンスタイルケア株式会社 介護付有料老人ホームの運営を中心として、高齢者のお食事のサポート、福祉用具の販売等、社会福祉法人ではできない事業を行い、高齢者の生活を総合的にサポートできる体制をとっています。

柊野福祉会グループの歴史

設立の趣意

日本が高度経済成長を経て、「高齢化」「情報化」「国際化」が今後日本の重点課題と言われ始めた頃から、初代理事長 杉本 豊造は、地元京都の急速な高齢化社会の進行に対処するため、老人福祉に携わり、老人ホームの創設を思い立つようになりました。その後、社会福祉法人の設立準備、設立認可、国庫補助金申請等の諸手続きを終え、工事着工、厚生省(現 厚生労働省)の法人認可を経て、1984(昭和59)年5月、特別養護老人ホーム「ヴィラ上賀茂」を開設するに至りました。「福祉を通じて地域に貢献する」という願いそのものが、柊野福祉会グループの原点であり、事業実現の指針として、現在もなお根付いています。

設立の経緯

img特別養護老人ホーム「ヴィラ上賀茂」開設以降、1997(平成9)年、京都市との業務委託により、京都市柊野特別養護老人ホーム(略称:ヴィラひらぎの)、これに併設して京都市柊野老人デイサービスセンター、柊野在宅支援センターの運営を開始する運びとなりました。1999(平成11)年には、市内中心部の少子高齢化が加速する中で、鳳徳小学校の空き教室を改造して、京都市鳳徳老人デイサービスセンターの委託運営を開始し、さらに10月には、京都市柊野ホームヘルプステーションの運営を開始しました。2000(平成12)年4月、介護保険法が施行され、利用者が主体的にサービスを選択できる「契約」の時代となり、同時に、事業者側のサービスの質の変革が叫ばれ始めた頃でもありました。

img2002(平成14)年11月、自立の高齢者が地域社会に溶け込み、活性化された人生を送ることができるよう、住環境・食環境に重点をおいたケアハウス「アーバンヴィレッジ柊野」を開設しました。『高齢者の多様なニーズに応えていく住まいを創造する』という認識は、後の介護付有料老人ホームの開設を見据えたものでした。急速に高齢化が進む中、多くの要介護高齢者が、「長年住み慣れた自宅、地域で暮らし続けたい」という思いを抱えており、様々な介護サービスが切れ目なく、適時適切に在宅に届けられる新しい仕組みが必要とされていました。介護現場においても、そういった高齢者の声に応えていくための模索が続いていました。
 2006(平成18)年4月、介護保険法の改正により、新たに小規模多機能型居宅介護事業所が制度化されました。制度化される前は、「宅老所」という名称で、地域に住む認知症高齢者やその家族の思いに向き合い、その方の暮らしを連続的に支援しようと多機能化したサービスを包括的に提供する取り組みが行われていました。こういった家庭的で、一人ひとりの生活スタイルに合わせた柔軟な宅老所のケアは、「逆デイサービス」や「ユニットケア」「地域共生ケア」「小規模多機能ケア」の実践を生み出すなど、日本の介護福祉のあり方に影響を与える存在でありました。

img小規模多機能型居宅介護事業所が制度化される前の2006(平成18)年1月、平成17年度京都府ふれあいホーム(小規模多機能施設)モデル整備事業として「ガーデンハウス西賀茂」の運営をいち早く開始いたしました。既存の民家を改修した、掘り炬燵や日本庭園のある昔ながらの風景は、高齢者の憩いの場として広く認識され、近所の子どもたちも集まるなど、地域交流の場としても賑わいを見せました。
img2007(平成19)年3月、左京区に小規模多機能型居宅介護事業所「ガーデンハウス下鴨」を開設し、地域密着型の法人としての歩みを進めてまいりました。
ますます、地域密着型サービスの必要性が高まる中、2008(平成20)年9月、増え続ける認知症高齢者のケアを手厚い環境下で行い、たとえ認知症を患ったとしても自分らしく暮らし続けることを支援するため、「グループホーム千本笹屋町」(認知症対応型共同生活介護)を上京区千本笹屋町に開設しました。1階には、定員30名のデイサービスセンター千本笹屋町、居宅介護支援センター千本笹屋町(居宅介護支援センター東堀川から名称変更)を同時に開設しました。

img同じく2008年9月、柊野福祉会グループは、アーバンスタイルケア株式会社を設立し、地域密着型介護付有料老人ホーム「アーバンヴィラ千本笹屋町」を開設しました。さらに、高齢者の生活を総合的に支える仕組みを整えるため、「フード事業部」(高齢者の食事のサポート)、「販売事業部」(介護用品の販売)を発足しました。
2011(平成23)年1月に高齢者総合施設四条大宮、同年4月に高齢者総合施設上桂を開設し、下京区・西京区で初の拠点となる施設として運営を開始しました。これにより、柊野福祉会グループは、京都市内の5つの区で9分野19事業所を運営するに至りました。
img2013(平成25)年12月、柊野福祉会グループ発祥の地に、地域密着型で全室個室の小規模特別養護老人ホーム「ヴェルデ上賀茂」(地域密着型介護老人福祉施設)を開設しました。「ヴェルデ」とはイタリア語で[Verde:緑]を意味し、緑豊かな上賀茂・柊野の地にふさわしいと、「ヴェルデ上賀茂」と名付けられました。従来型の特別養護老人ホームでも、ユニットケアを導入し、個別ケアの推進を図ってきましたが、小規模単位でのケアを導入することにより、ご利用者様同士がなじみの関係を形成しやすく、個々の暮らしてきた生活習慣を保ちやすいという利点を活かし、個別ケアの充実を図りました。(定員29名)

img2014(平成26)年4月、アーバンスタイルケア株式会社で介護付有料老人ホームの運営を担う「介護事業部」を、「生活関連事業部」に名称変更、「フード事業部」を「外食関連事業部」に、名称変更をしました。同時に「企画営業部」(商品開発・企画制作)を発足、さらなる福祉業界の繁栄と理解を目指し、広報PR活動を強化しました。2015(平成27)年2月には、「ガーデンハウス西賀茂」の新築・移転を行いました。また、2階部分では、14名の少人数でアットホームな地域密着型介護付有料老人ホーム「アーバンヴィラ西賀茂」の運営を開始し、より一層地域に根付いた施設づくりに努めています。同年3月には、上賀茂・柊野の地に、団塊の世代の方々の多様なニーズに応えられる新しい高齢者総合施設として、「ガーデンハウス上賀茂」(小規模多機能型居宅介護事業所)、45室の混合型特定施設「アーバンヴィラ上賀茂プレミアム」の運営を開始しました。
柊野福祉会グループは、地域福祉の拠点として、今後も「『長生きして良かった』と、心から喜んでいただける日が一日でも多くありますように…」という理念の実現に向けて、社会貢献に尽くしてまいります。

柊野福祉会グループの目標

福祉を通じて
地域社会に貢献する
柊野福祉会グループ

柊野福祉会グループの特徴

超高齢社会を見据えた事業展開
地域に密着したきめ細やかなサービス
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